案外・・・ <トマトの豆乳寄せ>

さて、こう言う料理は・・ぱっと見た目、面倒な料理に感じますが、作ってみると、案外難しい手順も少なく、良い仕上がりになる一品かもしれません。

 

まずはトマトの湯剥き。

 

塩を加えた熱湯にトマトをくぐらせて、氷水に落とします。

 

洋食なんかでは、フォークに刺して湯に漬けますが、和食では穴あきのお玉を使います。

 

へたの所は最初に外しておいた方が剥きやすいですね。

 

氷水に落としたら、簡単につるっと剥けるはずですが、なかなか剥けないのが出てきたら、もう一回湯にくぐらせる様に、お湯は捨てずに取っておいてやりましょう。

 

 

この時のコツは、100度から0度。

 

温度差があればある程、良いです。

 

さて、湯剥きしたトマトは縦割りに8等分ぐらいに分けて、種を取ります。

 

そして軽く塩を振りましょう。

 

そうすると、余分な水分が出てきます。

 

これをキッチンペーパーで拭き取ってしまいます。

 

そうして、次は豆乳を沸かします。

 

あまりぐらぐら沸かすと、分離しますからゆっくりと優しく温めて下さい。

 

そこへ、塩と薄口醤油で味を調えます。

 

ふやかしておいた、分量のゼラチンを加えて火を止めます。

 

ゼラチンの量は、箱を見て決めましょう。

 

冷やして食べて、軽く味わいを感じるぐらいの、優しい味付けで構いません。

 

 

豆乳のゼラチン液が出来たら、少し小出しして、先ほどのトマトをくぐらせて、笊に上げます。

 

この行程が入らないと、寄せたあとで切りつけようとすると、トマトが抜けてしまいます。

 

そして豆乳のゼラチン液を、お弁当箱のようなものに薄く流して、少し寄ってきた所で、トマトを等間隔に置きます。

 

ゼラチン液を氷で冷ましておくと、やりやすいのですが、冷やしすぎると固まってしまいます。

 

まぁ、この辺はざっくりと粗熱だけを取って、流すのが簡単かもしれません。

 

 

丁寧にやるなら、しっかりと氷で冷ましつつ、少しずつ固まるのを感じながら、トマトが動かない様に、流していくと仕上がりは綺麗です。

 

こんなのは、面倒だ。

 

もっと簡単なのはないのか!…と言う方なら、グラスにでもトマトをいれてゼラチン液を流し込み、1人前ずつ冷やし固めてしまうのが簡単です。

 

その時は、トマトが顔を出すように、盛り付ける感覚で流していくと良いです。

 

さて、全てのトマトとゼラチン液を加えたら、冷やし固めます。

 

そして固まったら、器に合わせて切りつけて、切り口を見せながら盛り付け、薄口醤油の出汁や、同じく割り醤油、または酸味の効いた加減醤油なんかをかけて、天盛りには緑のものや、卸した生姜なんかを留めたら完成です。

 

 

やっぱり面倒じゃないか!・・なんて言う声も聞こえてきそうですが、この程度の仕事なら、案外難しく無い!・・・と思います(^-^)