サプリメントで解決 <小梅のお話>

坐唯杏では、5月の終わりごろになると小梅の仕込みが始まります。

 

小梅の果実酒、小梅のカリカリ漬け。

 

どちらも、大きな梅とは違い、その爽やかな酸味と香りが魅力です。

 

カリカリ漬けは、昔ながらの手法・・と言うのか、塩漬けにする時に卵の殻をガーゼの袋に包んで、一緒に漬ける事で殻のカルシウムの作用でカリカリに仕上げる。

 

そんなやり方を何年も続けていましたが、昨年からまた手法を変えました。

 

サプリメントのカルシウム剤を使って、仕込むようになりました。

 

失敗が無いうえに仕上がりが格段に良い。 

 

 

卵の殻だと、上手くカルシウムが抽出出来ない時があります。

 

そういう時はカリカリした食感に仕上がらずに、ぐにゃっとした小梅の塩漬けが出来上がってしまいます。

 

小梅の魅力は、あの食感にもありますから台無しなのです。

 

その点、カルシウム剤で仕込むと失敗が殆どありません。

 

昔の人は苦労して、漬けて、仕上げていたのが伺われました。 

 

また小梅の果実酒は、普通の梅酒と違い、若飲みが利きます。

 

漬けて3カ月ほどでも、十分にその爽やかな風味が味わえるし、むしろ若飲みした方が小梅の味わいを堪能できます。

 

 

この季節、ラッキョウや、赤シソ、梅、小梅などと保存食の仕事が増えます。

 

夏の盛りには熟成をさせて、冬の食材が無い時季に備えるのが発祥だとは思いますが、かえってこう言う仕事が季節を感じさせてくれます。

 

スーパーや、街の八百屋さんの店先にも、そろそろ小梅が並びます・

 

ぜひぜひ、ご家庭でも、こんな季節の仕事に挑戦されてはいかがでしょうか。