「ながら」がなにより <調理のコツ>

ご自宅で料理する時の、ちょっとしたコツをお届けしましょうか。

 

と言っても、ほんの雑談程度の内容です。

 

気軽にお読みください。

 

ご家庭での食事の用意は、時間も手間も限られますし、なかなか悩ましい部分もあるかと思います。

 

そう言う時の調理には、組立てが物を言います。

 

例えば、味噌汁やスープを作りつつ、その出汁を煮物の煮汁に利用するなんて言う方法を使います。

 

麻婆豆腐や八宝菜など、中華の餡かけ料理を仕立てる際は必ず、沸かした出汁を使うと仕上がりがワンランク上がります。

 

 

 

八宝菜などは特に、肉と野菜を炒めて冷たい水を加えると沸くまでに時間がかかり、素材の歯応えが無くなってしまう、そんな失敗が多いです。

 

すでに沸かしてある熱い出汁を使うと、加えた直後に沸騰します。

 

沸騰するまでの短い時間で、さっと味を決めて水溶き片栗でとろみを掛けて、胡麻油を回しかけたら、一気に強火にして仕上げると、歯応えの良い八宝菜が出来上がります。 

 

我々の様なプロが家庭の食事を作る時でも、考えるのは何と何を、同時進行してどこで、最後に仕上がりの時間を合わせるかです。

 

一品ずつ、仕上げていって最後に揃った時には、最初の一品は冷めてしまっている。

 

そんなのが我々の仕事としては許せません。

 

仕上げる時間を計算しつつ、同時に進行できる仕事を組み立てて、なるべく短い時間で、最高のパフォーマンスを発揮する。

 

そして最後にすべて調理が終わる時間を逆算する事、それを常に考えています。

 

スープの出汁を沸かしておいて、他の料理に振り分ける事や、包丁を使い始めたら、一気に全部のカットを済ませる事。

 

焼いたり、揚げたりする間に、何を準備して何をするかを焼く前や、揚げる前から考えて取り掛かる。

 

焼いてる間、じっと待ってる。

 

 

 

揚物だけに集中してるのも、我々の意識ではアウト。

 

揚げながら、焼ながら、必ず何かをしますし・・・

 

~しながら、~する・・組み立てを考える事。

 

調理を効率化する、最大のコツです。