気持ちと身体で準備中 <包丁を使う時>

武内が包丁を使う時に、若い者にうるさく言う事。

 

それは右手を包丁から離さないと言う事です。

 

これは、もう意識とか、知識以前の習慣、無意識レベルで習得して貰いたい事ですが、

 

逆にうるさく言わないけど、重要な事が<力を抜く>事です。

 

リラックスして、ぼやっと素材を見ながら大きく包丁を使い、一気に切り進める。

 

魚を卸す時などは、慣れない時期にはゆっくりで良いですが、包丁を骨の上で滑らせながら無理な力を入れずに正確に、そして自然に包丁を使う事。

 

 

 

その為の第一歩が<力を抜く>ことなのです。

 

そして力を抜くためにも、色々な手法があったりします。

 

例えば、素材を凝視しないとか、包丁を使う前に軽く握り直す、また呼吸を深くゆっくりと整えるなんていう事です。

 

今となっては魚に包丁を入れる前に、意識していちいち、そんな事を考えていませんが、慣れない時ほど力を抜く・・と言う事が包丁を使う全ての動作には大切な前提条件です。

 

だから意識して、取り組まないとガチガチに肩に力が入っていたり、これ以上力が入らない位に包丁を握りしめている事が、あるのです。

 

魚を卸すと言う仕事に限った訳ではありません。

 

 

 

刻みもの、剥き物、細かな切りつけから、大きな魚を卸す時まで、熟練と呼ばれるまでには、必ず身に付ける習慣です。

 

と言う事で、今日のお題は包丁を使う時の心構え・・と言うか気持ちと身体の準備です。

 

いずれにしても、本当に慣れてくれば自然に、そして無意識のうちに出来てきます。

 

そこまでが、長かったりしますが、なるべく短い期間でこの域を通過して欲しいと言う事です。