「○十」のお話

「○十」 ・・・ 何がなにやら、さっぱり分かりませんよね。

 

丸十(まるじゅう)の事です。

 

つまり、サツマイモなんですね。

 

夏のコースで甘味に使っている○十のコアントローコンポートは、なかなかの仕上がりです。

 

オレンジの酸味を利かせたシロップで蜜煮にする仕事は良く見かけるかと思いますが、コアントローを使うのはあまり聞きません。

 

むしろ、コアントローは柿には、良く使います。

 

 

 

柿の甘味とオレンジのリキュール、コアントローとの相性は抜群なんですが、今回の○十との相性にも、良い調和が感じられました。 

 

ところで、なぜ、サツマイモの事を○十と呼ぶか? 

 

これは、きちんと理由を調べた事は無いんですが<薩摩、島津藩>の紋所から来ているのは間違いないでしょう。 

 

クチナシの実で色付けしたものを、グラニュー糖のシロップで炊いて、仕上がりにコアントローを垂らす。 

 

レシピは至ってシンプルです。 

 

ただシンプルなレシピの中にこそ、奥の深いノウハウがあったりするものです。