蒸鶏のミドリ酢かけ

鶏は胸肉でも、モモ肉でも構いません。

 

夏場に、さっぱりと胸肉のスライスや、割いた物を味わうも良し。

 

モモ肉のしっかりした脂分、硬質タンパクの食感や旨味を味わうのもむしろ、積極的に心掛けたい一品です。

 

本日は胸肉を例にとって、解説しましょう。

 

胸肉の皮の部分にフォークで刺して穴をあけておきます。

 

両面に塩胡椒をして数分置いたら、葱や生姜を載せて酒を掛けて蒸しましょう。

 

ラップして電子レンジと言う方法でも構いません。

 

 

とは言え、やはり優しい蒸気で蒸す方が食感は良くなる感覚がありますが、上手に使えば、電子レンジの簡便さは大きな魅力です。

 

皿の上に、旨味をたっぷりと含んだ肉汁が溜まります。

 

これは取り置いて、スープなどに足すとひと味上がります。

 

くれぐれも無駄にしない様、ご注意ください。

 

蒸している間に、胡瓜を卸します。

 

卸金で普通に卸せばよいのですが、頭の所には苦味があります。

 

最近の胡瓜では、さほど気にならない物が多いですが、丁寧に作るなら剥きとって卸します。

 

 

ですが、この苦味はククルビタミンと言う栄養素で、ククルビタミンCには抗癌作用もあるとの事。

 

悩ましい所です。

 

さて卸した胡瓜は汁ごと使いましょう。

 

和食の世界では、軽く絞って合わせ酢で伸ばしたり、ドレッシングに混ぜ込んだりする手法が一般的ですが、この汁の中にも栄養素が豊富に含まれています。

 

柑橘系の搾り汁と、僅かな塩を加えたら、それだけで何となくそれらしい味わいに仕上がってしまいます。

 

やはり自然の創り出す味わいには、人間が簡単には作り出せない調和やバランスと言う物があるものです。

 

このおろし胡瓜のチリ酢を蒸した鶏に掛ければ、それで完成です。

 

熱々のうちにザクザクと包丁を入れて、チリ酢を回しかけても良し。

 

蒸した鶏を冷製にして、スライスした物に掛けても、良く合います。

 

蒸した鶏を、軽く捌いて生野菜や茹で野菜と合わせてサラダ風に

仕立てるのが、武内的には好きな仕立て方です。

 

盛り付けや、合わせる野菜次第で、とても上品な手を掛けた・・かの

様な一品に仕上がります。

 

ぜひぜひ、お試しください。