海老の冷やしスープ

「偕老同穴(かいろうどうけつ)」と言う言葉があります。

 

共に暮らして老い、死んだ後は同じ墓穴に葬られること。

 

転じて夫婦の信頼関係が非常にかたいことを意味するのですが、偕老から海老にもじって、縁起の良い食べ物となったと、若い頃に師事した親方から聞いたことがありますが、なんとなく四字熟語が賢そうに聞こえるので、武内も踏襲しています(笑

 

さて作り方ですが、海老は殻と身を分けて、殻は細かく叩いて、魚介系のスープで煮出して漉します。

 

魚介系のスープは中骨やアラを煮出してしっかりと旨味の乗った出汁を引く事になっていますが、ご家庭なら鰹出汁の素をお使い頂いても大丈夫です。

 

 

玉葱の微塵、トマトのざく切りをバターで炒めて、海老のスープを注ぎ、薄口醤油と僅かな味醂で味を調え冷やして供する。

 

取り置いた海老の身は、片栗粉を叩いて昆布出汁でさっと火を通し椀種に使います。 

 

と言うのが、大まかなレシピですが隠し味的にケチャップを加えたり、

トマトジュースと割って使う・・と言うのが、ちょっとしたコツというかポイントとなります。

 

綺麗な赤い色に仕上げた、この冷やしスープに生クリームの白を仕上げに乗せて、紅白の景色を作るとさらに鮮やか、かつ祝いの雰囲気が出ます。

 

冷凍の甘エビや、何かの機会で頭付きの海老が手に入った際は、こんな一品も夏の暑い日には良いものです。