池袋、映画・DVDに学ぶ事

Facebookのタイムラインなど眺めていると、実に最近の動向、多くの方が何に興味を抱いているかが如実に現れています。

 

中でも最近、特に感じるのが「シンゴジラ」や「君の名は」で注目を集める映画への興味です。

 

武内も以前は、劇場で映画を見たり、マン喫でDVDを観て、何が一体、興味を集められるか。

 

何に、その核になる部分があるかを勉強の対象にした時期がありました。

 

過去において、1番感動したのが「24」です。

 

 

 

何があれほど、次の回を観るエネルギーに繋がるか。

 

その意欲、欲望に駆られる様、実に巧妙に、そして

実にシステマチックに仕立てられています。

 

回を重ねる度にA4のメニューの裏紙にメモしていきましたが、

先日の断舎利のときに、数枚にも及んでいたのが出てきました。

 

ざっと読み返して処分してしまいましたが、当時のメモには

分割した今回の見所シーンを繰り返し、次の回に繋がる最も

興味がわくであろうシーンで小さな枠で結びながら、最も興味を

惹く最大の山場シーンをクローズアップして、次の展開を想像させつつ鼓動のBGMでフェードアウト。

 

全部の回で、その手法が何度も繰り返されますが、その終わり方が

更に次の回への興味を引き立てる。

 

人間の心理を上手く突いた、効果的な手法として感動したものです。

 

なぜに、「24」でそれほどの感動を覚えたかと言うと、その手法を

上手に店の営業に取り込んで、システムを構築できたら再来店も

もっと率が上がると考えたからで、

 

お客様の帰り際や、宴の終わりに近い頃の会話に、そんな要素を

取り入れて見ましたが、さほどの効果はありませんでした。

 

と言うのは、やはり絶妙なタイミングや巧みな話術がないと再現性が

無いと言う事。

 

当たり前の事ですが、武内の持つスキルでは、手法を理解しても

効果的に使えないという事です。

 

その日の料理やお酒の、その後の変化や工夫についてさりげなく

説明し、次回への期待を膨らませつつ、メインの食材や特別なお酒の

入荷をほのめかす。

 

それを、人間の持つ生物的なテンポで淀みなく、リズミカルに伝える。

 

もし、そんな話術や話法をお持ちの方なら、試してみる価値はあると

思います。

 

 

また、最近の「シンゴジラ」などにも見られる懐古的な作品を現在の

人気のキャスト、新しい環境で再現するのは料理の世界でもよく、

みられる手法です。

 

例えば、松茸ご飯などは、誰もが知っていますが今では、殆どご家庭では

作られない一品かと思いますが、それをリメイクする。

 

松茸ご飯を、鱧と松茸のパエリアに仕立てる、また松茸ご飯の中に

管牛蒡を並べて、ほうれん草の菊花浸しと共に「おにぎらず」に

仕立てて、切り口を見せる。

 

なんて言うのが、懐古的な一品を現代の流行に合わせたり、人気の

一品に仕立て足りする手法です。

 

また、リアルに町並みを表現するのも、その町並みを知る人にとっては

日常の1コマ、より身近な作品として感情を移入する手法です。

 

道場さんが、よく使われた手法。

 

ありふれた食材を、技術と知識を駆使して高級和食の会席料理の

一品に仕上げる。

 

そんな事で、より感情が移入する。

 

優れた作品には、それだけ緻密な計算や手法が駆使されています。

 

料理人、経営者にとって映画・小説・ドラマに至るまで、何でも勉強の

材料だと思います。

 

作り手の意図、自分の感情の動きから、なぜ・どうしてを考えると

自ずと今までとは違う何かが見えるもの。

 

そんな所に大きなヒントがある・・・と言うのは、映画を観に行く時の

言い訳としてお使い下さい(笑