骨湯のお話

寒の頃のムツ、夏場のモツゴ・・煮つけにするのも最高の味わいが楽しめますが、食べた後に残る骨の活用法です。

 

残った骨を煮汁と共に丼や椀に移し、熱々の湯を張る。

 

それだけで、煮つけとは、また違った趣の味わいを堪能できます。

 

この手法を「骨湯(こつゆ)」と言います。

 

煮つけの魚や、干物の魚で丸のまま姿で煮てある、または焼いてあり、頭や中骨、腹骨が残った時に、煮汁の量を加減しながら、干物だけの塩分では足りない時は、塩や淡口醤油で加減しながら湯を注ぎます。

 

和食の出汁の取り方でも、焼いた骨から出汁を取ると言う手法は

極めてポピュラーなやり方ですから、理に適った骨の活用法です。

 

干物の中骨などは、更に炙って煎餅に仕上げる、骨湯ならぬ骨酒で

楽しむと言うのも、さらに手を掛けた活用法として、ご紹介した事もありますが、熱々の湯を張るだけでも、充分に残った旨味を余す所なく楽しめる。

 

手軽で、しかも美味な活用法と言う訳です。

 

一皿で二度楽しめる「骨湯」。

 

ぜひ、煮魚・焼魚の時には思い出して頂いて、お楽しみ下さい。