水面下の思考法<将棋のお話>

料理や経営と、将棋と言うと全然、結びつかないかもしれません。

 

とは言え、将棋の勝負は、ほんの些細なミスが命取りになる事が多々あります。

 

歩の一突き、玉の位置ひとつできわどい勝負の時は、致命的な自陣の欠陥となり、苦杯をなめる事になります。

 

武内の若い頃、板前の修業などと言うのは非常に、低賃金。

 

ひと月・10万円にも満たない給料で、朝早くから夜遅くまで、忙しい時には休憩も取れずに、ただただ仕事に追われる毎日を送らなければいけません。

 

 

当時、自分の時給を計算してみて高校時代にアルバイトしていた

時給に比べても半分ほどだったのは、今となっては良い想い出です。

 

そんな生活ですから、休みの日でもお金を使った遊びは一切できません。

 

そんな時に、過ごしていたのが将棋の道場みたいな所です。 

¥1000もあれば、一日中遊べます。

 

昼飯はパンを買って食べたり、ホカホカ弁当を食べたり。

 

節約・節約で食生活をしのぎながら、強い人と当たり金星を上げる

事を糧にして、プライベートの時間を楽しんでいました。

 

 

将棋が強い人と言うのは、読みや予測もさることながら、定石をきちんと勉強している人です。

 

こうくればこうする、こういう形になった時にはこんな手がある、そんな事が長い歴史の中で、将棋の手本として確立されています。

 

それが定石です。

 

まずは定石を覚えて、詰め将棋に励み、実戦を重ねて色々な戦法を覚えて強くなります。

 

これは、料理の世界でも、実は経営に関しても同じ事。

 

基本を踏まえ、読みを重ねて、さらに対策し、攻めの姿勢を常に持つ。

 

そんな事を将棋から学びました。

 

これは別に将棋に限った事では無いかもしれませんが、この手順と

言うか、この思考法をきちんと実践した時には、確実に成果が上がります。

 

何か一つ、武内の将棋に代わる実践の思考法をもっては如何でしょう。