ナガラ族のススメ

「ながら族」なんて言う言葉も、最近ではあまり聞かなくなる位に、

一般的に~しながら~すると言う行動が浸透しているのを感じます。

 

テレビを見ながら~する、音楽を聴きながら~する・・なんて言うのは

もう当たり前。

 

酷い時には、その二つの両立は絶対に無理だろうと言う事を、若い人・・年配の人に関わらず見かけることがあります。

 

とは言え、料理の世界では、その組み立てこそが煮方の生命線だったりします。

 

ひとつの鍋を、いかに効率的に使い幾つもの材料の下処理を終わらせるか。

 

そんな事は当たり前で、火口を空ければ空けるほど、仕事は進みません。

 

出来る仕事を効率的に終わらせるには、~しながら~すると言う考え方こそが重要な思考です。

 

まずは、仕入れや献立を考えて、手掛ける下処理なり、調理の手順を決めます。

 

優先順位をつけつつ、長時間かかる仕事を最初に仕掛けられる様にコンロやオーブン、場合によっては電子レンジなどに同時に振り分けます。

 

 

だからご家庭での料理の時でも、買い物の時点で調理が始まっていると認識した方が思考が纏まります。

 

優先順位と振り分けから、最初に出来る仕事、しなければいけない仕事を考えて、手の空く仕事の合間に切付や掃除、洗い物や整理整頓を済ませていく訳です。

 

煮込み料理などは、コンロの火口が、それで塞がりますが味の染みにくい物から順に追々、加えていく。

 

蒟蒻の下茹でや、油揚げ・厚揚げの油抜きなども、煮込み料理に使う出汁を沸かす際に一緒に湯を沸かしたり、油煎りする時も一気に全ての材料を順に出来るように準備しつつ、油煎りしたらすぐさま次の鍋に放り込む段取りをつけます。

 

長い時間の煮込みに入った所で、刻むだけの料理や和え物・酢の物

などを仕立てて、最後に味噌汁の煮え花を同時に仕上げる。

 

その組み立てが慣れてくると、徐々に精度を上がってきます。

 

最初は計画と違う時間を費やし、組み立て通りに行かない時もあります。

 

それでも、続けて行く内にきちんと組み立てが功を奏してきます。

 

~しながら~する・・仕事。

 

買い物の時点、献立を決める時点で、ぜひとも!考えて調理に当たって

見て下さい。

 

おそらく、今後の調理に大きな影響を及ぼすと思います。