芋羊羹の造り方

さつま芋は蒸して裏漉しにかけます。

 

我々、料理屋ではくちなしの実を使って黄色く色づけしたりと見た目も気にしますが、ご家庭ならそのままの色でも充分。

 

余計な小細工なしに、直球でいきましょうか。

 

蒸して裏漉しにしたさつま芋を500gに対して、水を800cc、棒寒天を2本用意します。

 

寒天は水に漬けて戻し、きつく絞って細かくちぎります。

 

 

そして分量の水と合わせたら、火に掛けて煮溶かします。

 

少し溶けないで残っていても、その後にじっくりと練れば溶けてしまいますが、この時に丹念に煮溶かして、裏ごしで漉しておくとあと後の手間が省けます。

 

最初に丁寧にするか、後から丁寧にするかで言えば、最初にきっちりと仕事をしておいた方が安心できます。

 

煮溶かした寒天液に砂糖と裏漉しの芋を加えて、火に掛けながら宮島でじっくりと練ります。

 

砂糖は400gぐらいが妥当ですが、甘味を抑えて作っても

さつま芋の味わいを強く感じられて美味しいです。

 

その辺はお好みで調製してください。

 

さて、じっくりと言ってもご家庭での練り時間は、そうそう

長くは取れません。

 

15~30分ぐらいを目安にしっかりと艶が出て来るまで練り

上げたら、お弁当箱やタッパなどに流し入れて、表面を

平らにならして下さい。

 

そして持ち上げて、下に落とす・・と、中の空気が抜けます。

 

何回か持ち上げては落とす・・を繰り返して、もう一回表面を

調えたら完成です。

 

表面が乾いて硬くならない様に、濡らしたキッチンペーパーを

掛けておくのをお忘れなく。

 

粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めて完了。

 

少し手間はかかりますが、途中・・・手抜きをして粗く崩した

さつま芋でも趣がある仕上がりとなります。

 

但し、煮溶けていない寒天が混ざるのは食感も味わいも

悪くなります。

 

そこだけ、ご注意ください。

 

手造りのお菓子、たまには如何でしょう。