秋刀魚と按摩(あんま)

「秋刀魚(サンマ)が出ると、按摩(アンマ)が引っ込む」

 

そんな言葉を、ご存知でしょうか。

 

とにかく、それだけの豊富な栄養素を含む食材と言う例えです。

 

秋刀魚は冷たい水を好み、夏まではオホーツク海を回遊します。

 

秋になって寒流が日本列島の南部まで張り出してくると南下を始め、10~11月頃になると、三陸沖に達します。

 

この頃の秋刀魚が、1番味わいが良いとされていますが、最近の傾向では南下する前に獲られてしまい、なかなか丸々と太った脂の乗った秋刀魚が出回らなくなってます。

 

とは言え、タンパク質やビタミン類、カルシウムなどミネラルに富み、

中でも造血の役割を果たすビタミンB12の量は特筆ものです。

 

 

また、よく話題になる「腸(はらわた)」はビタミン類、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが特に豊富なので、腸ごと、召し上がってこそ、その真価を味わえる大切な要素です。

 

ここ何日かで、新秋刀魚が出始めた・・と言う事で、話題に上がっていますが、美味しい秋刀魚の見分け方は、口先と尾の付け根が、黄色く発色してくると、脂が乗った証拠です。

 

塩焼きで召し上がるなら、やっぱり脂の乗った秋刀魚が美味しいです。

 

口先の黄色くなるサインを待って、楽しみたいものです。