意識改革

数年前、ホールスタッフに・・お客様にとって、坐唯杏の魅力は何?

と訊いた時、

 

「口を揃えて料理と酒が美味しい事」と答えました。

 

その時の武内は、意識の低さに愕然としたものです。

 

今の時代、飲食店で美味しい物をお出しするのは、当たり前に近い事です。

 

逆を返せば、大手のチェーン店ですら、そこそこ美味しい物がきちんと出て来る時があります。

 

何より、料理を造るのは厨房の仕事ですし、酒は蔵元が醸す。

 

 

ホールスタッフの立場を考えれば、人の仕事の上で胡坐をかいて座っている様に見受けられました。

 

最適な接客、ベストな提案、痒い所に手が届く思い遣り、そんな所を目指していないと、自分の仕事にプライドは生まれません。

 

まして、向上心などとは無縁の様な感性に感じられ、ひどく落胆したのでした。

 

そう言う中に有って、それほど深刻な状態に捉えられなかったのが当時の武内の失敗です。

 

数年前から、武内もホールを担当する様になって以来、その意識には確実に違いが生まれています。

 

お酒も料理も、順調にクォリティを維持している、いや・・お酒に関しては、益々そのレベルを上げている中で、ホールスタッフの意識は格段に変わりました。

 

実際の売り上げを作っているのは、「自分たちだ」と言う意識が強く感じられます。

 

美味しい料理も、旨い酒も、実際にホールスタッフがご注文を受けて提供しなくては宝の持ち腐れ。

 

常にホールがお客様との接点にあって最先端にいます。

 

その意識が変革できた事が、数年前に比べて段違いに数字を伸ばす事が出来た大きな理由と感じます。

 

「お客さんにとって、この会社の魅力は何?」

 

 

こんな質問を、周囲にも・・自分にも投げかけてみてください。

 

その先にある大切な物が発見できるかもしれませんから。