孤独

武内の好きな言葉に「孤高」と言う二文字があります。

 

意味は、孤独で超然としていること。ひとりかけはなれて、

高い理想をもつこと・・・とあります。

 

武内の場合は、そんな格好の良い物ではありませんが、

若い頃から師事した親方の中には、この二文字がピッタリの

方がいらっしゃいました。

 

さて、そんな背景があり、自分の人生や、これからの行動や

経営の指針を色々と考えていますが、その達成に不可欠な要素の

中に立場の違いが考えの違いを生む、そして・・・

 

 

 

その考えの違いをいかに解決するかと言う課題があります。 

 

おそらく、武内がスタッフに感じる幾つもの疑問や理解不能な

言動の数・・以上に、 

 

スタッフは武内に対して様々な不満や理解に苦しむ事を抱えて

いると推察しています。 

 

と言うのは、昔の武内にも経験がありますが、現場の事を

理解しない経営者と、実働部隊である現場との軋轢。 

 

経営の事を理解しない現場スタッフと経営サイドのすれ違い。 

 

おそらく、どこまで行っても平行線で、決して交わる事の

無い根本的な思考の差です。

 

現場の人間は、今・・目の前のお客様を相手にして仕事をします。

 

ですが経営者は、1週間後・1ヵ月後・1年後・10年後を見ています。

 

もちろん、ひとつひとつの接客シーンから全体は構成されています。

 

小さなことの積み重ねが、大きな経営になることは事実ですが、

 

最終的な目標が違えば、積み上げ方に微妙な角度の違いが出てきて、

その違いは積み上がってくれば、くるほど大きな違いへと発展します。

 

 

武内の場合は現場から、経営に入って、ただ良いものを提供したい・・・

と安直な理念と使命感で営業してきましたが、 

 

単に、自分の欲求だけでは店は運営できません。 

 

今、その瞬間にやることは同じでも、最終的な到達点が全く違ってくる。 

 

商売が繁盛して、スタッフ全員が幸福になることを目指している筈

なのに、結果が全く違う物となる。

 

これは永遠の課題なのだと思います。 

 

そして、その課題を実感する頃に確実に言える事は唯一この事実、

「経営者は孤独」だと言う事です。 

 

重大な決定や、対応、行動は孤独の中で、しなくてはならない。 

 

なぜ、その店の経営者が、そこの店の経営者なのか? 

 

答えは簡単です。 

 

その人間しか、孤独に耐えられないから。 

 

経営者の中には、孤独に耐えられず、病気になったり自殺に

走ったりする人もいますが、 

 

でも、孤独が楽しめると・・人と人との繋がりが、さらに身に沁みて、

ありがたく感じるのも事実です。

 

そして本当の孤独を知った時にこそ、チームの仕事を理解できるのです。 

 

あまり明るい話題では無いのですが、世の中の

経営者に贈るエールとして、こんな記事を書いてみました。 

 

独立して何年か経った頃、すごく不安に襲われた時期があり、

その頃に、独りで悩みましたが、出した結論はひとつ。 

 

人は1人じゃ、生きられない。 

 

そして今、数々の苦難や逆境を経験して言えるのは、

 

1人を生きられなければ、仲間と生きられない。

 

 

 武内の出した結論です。