キャベツのビール漬け

ビール漬けと言うと、何だかもったいない気もしますが、我々の商売では、実は飲まれないビールと言うのが大量に出ます。

 

と言うのは、生ビールのサーバーを毎日・毎日、洗浄するからです。

 

樂旬堂・坐唯杏の場合は日本で唯一、琥珀エビスを扱う店にしてパーフェクト・ビアのお墨付きをき、サッポロビールから販売協力店として認定を受けている実績があります。

 

だけに、その品質の維持やジョッキ、サーバーのメンテナンスに至っては細かい約束の下、日々美味しい一杯のために精進しています。

 

と言うわけで、サーバー洗浄の際に出る廃棄ビールを取り置き、漬物に利用する、また煮込み料理や炊き込みご飯に利用するのは課題です。

 

 

なかなか、ままならない部分もありまして未だメニュー化には至ってませんが今後は、より積極的に取り組んでいくつもりです。 

 

さてさて、前置きが長くなりました。

 

用意するのはビールと、塩・砂糖、生姜の皮、大蒜(ニンニク)、葱の青い部分、彩りの人参やピーマンと、昆布、鷹の爪です。

 

そしてもちろん、キャベツですが適当なザク切りにします。 

繊維を断つように、切る方向には注意して下さい。

 

そして漬け汁を作ります。

 

 

水を沸かして、生姜の皮、潰した大蒜、葱の青い部分を煮立てます。

 

塩と砂糖を加え、冷ましてから漉して、ビールと合わせます。 

 

水とビールの割合は2:1ぐらいで良いでしょう。

 

ご家庭では飲み残しの物等あれば、ご利用下さい。 

 

我々の場合は琥珀エビスと言う濃厚な風味の極上生ビールが使えますからさらに味わいが乗ります。

 

そして、キャベツと彩りの野菜に、昆布、鷹の爪を加えて漬け汁を注ぎ押しを掛けて一昼夜から三日ぐらいが食べ頃です。

 

 

酵母を生きたまま使い、発酵を進めるために砂糖を使います。

 

甘味が邪魔と言う場合でも、味が分からない程度・・少しだけでも使うほうが後々の味わいが良いです。

 

また、普通の漬物ですと3%程度の塩分濃度に仕立てますが、1.5~2%程度の、やや薄めの塩気の方がビールの味わいを感じられて良いかもしれません。

 

本日のお題は、少し贅沢な漬物、キャベツのビール漬けでした。