蟹飯の仕立て方

殻付きの蟹なら、茹でて身をほぐして茹で汁を炊込みの出汁に仕立て、炊き上がりに身を混ぜ込む。

 

そんな手法を使いますが、今回の仕入れは剥き身なので茹で汁が出ません。

 

そんな時は、蟹を最初に入れて炊き込む事とします。 

 

とは言え、最初から全ての蟹を炊きこんでしまえば、蟹の身に火が入り過ぎて、食感も悪くせっかくの素材の良さが生きません。

 

そこで考えるのが出汁用の蟹身と、食べて美味しい蟹身の融合です。

 

米の約3割量の蟹身を、3分・7分に分けて3分の蟹身を米から加え出汁ご飯にて炊きあげます。

 

 

そして、炊き上がり近くに残りの蟹を投入すると言う手法。

 

出汁ご飯は蟹の淡い風味を引き立てるに、塩と淡口醤油の色目の薄い、醤油風味の薄い仕立て方が、良く合います。

 

蒸らし終わって、お茶碗によそう前に、極細の白髪生姜を混ぜ込むといっそう風味が引き立ちます。

 

こんな事は面倒だと言う際には、とにかくたっぷりの蟹身を、炊きあがりに投入するのも別法です。

 

最後に投入したにも関わらず、その蟹身の旨味の豊富さで、しっかりした味わいを感じて頂けます・・・が、 

 

蟹身は安い物ではありませんから、ご飯1杯いくらでも構わない!

と言う強い意志がある時は、お試しください。

 

蟹飯は、もちろん缶詰の蟹で仕立てる時もあります。

 

蟹缶の汁を炊き込みご飯の出汁に仕立てて、炊き上がりに身を混ぜ込む。

 

仕立て方は同じです。

 

ただし、この時の缶詰はバラけた安い缶詰で充分です。

 

頂きものでも、期限間近の安売りでもありましたら、ぜひお試しください。