若布のお話

若布は和布とも書きまして、「ワカメ」の事です。

 

三陸産や、鳴門の若布が有名ですが、一般的な若布から

言うと変種だそうです。

 

本州沿岸には、至る所に一般的な若布が分布していますが

貴重な食用の海藻として、多くの人に慣れ親しまれてます。

 

一般常識的な知識ではありますが、我々が良く口にする、

三陸産などは変種と言うのは、案外知られていない事かも

しれません。

 

若布は昆布に近い褐藻類にあたります。

 

冬から夏にかけて、干潮線より深い岩場に生えます。

 

 

根は糸状で数本分枝して、岩に根付きます。

 

長い茎や短い茎から葉を出して、30cm~1mに達します。

 

葉の中央は厚い部分で、周囲の薄い部分が主に若布として

食用にされます。

 

厚い部分や、根・茎の部分も煮物や刻んで酢の物にしたり、

変わった所では味噌漬けにしたりします。

 

メカブ・・・よくご存じの事でしょう。

 

また若布は、三陸や瀬戸内での養殖が盛んです。

 

鳴門の糸若布などが最も高級な灰干し若布として認知されて

いましたが、ダイオキシンの影響で、いまでは活性炭を用いた

干し若布の加工が発展しています。

 

渦潮で有名な土地ですから、潮流の激しい中で育った若布の

味わいが良くなるのは、納得の理由です。

 

 

最後に憎まれ口を書いておくと、三陸産や山陰産の若布を

徳島で加工して鳴門の若布・・・となる時もあります。

 

下手をしたら国産ではなく、中国産なんて事も。

 

高級な若布をお買い求めになる時は、ちょっとご注意を。

 

 

と言う事で、本日は若布の豆知識をお伝えしました。

 

知っていても、知らなくても良い事ですが、知識と言うのは

食べ物のスパイスでもあります。

 

ちょっと知っているだけで、余計に美味しく感じるから人間と言う

生き物は不思議です。