宇和島鯛めし

宇和島鯛めしは、鯛のお刺身と合わせる卵ご飯です。

 

今の季節、抜群に旨味の増す天然物の真鯛を刺身に造り、

淡口醤油でヅケにします。

 

もちろん、濃口醤油でもなんら問題はありませんが、淡口醤油の

方が白身の風味をストレートに味わえる点では、武内は淡口を

支持しています。

 

そして山葵や胡麻、刻んだ葱などの薬味を利かせて、生卵と

合わせて炊き立てのご飯、熱々のご飯に載せて食べるだけ・・

 

と言う最も、シンプルにしてニッポンの食文化を代表するかの様な

レシピです。

 

 

ご飯、刺身に加えて生卵。

 

おそらく日本以外の国では、この組み合わせで、このクォリティを

実現するのは不可能ではないでしょうか。

 

樂旬堂・坐唯杏のランチメニューでも過去に何度か提供した一品

ですが、さほど盛り上がらずに終わった品でした。

 

武内の思い入れが強過ぎて、空回りしたのも一因です。

 

とは言え、飲食店の仕事は自分の好きな物、自分の最も美味しいと

思えるスタイルやパターンに賛同してくれる人を集める事です。

 

天然真鯛の刺身をランチメニューに使えるか・・と言う採算の

問題もありますが、相場には必ず好機があります。

 

目ざとくアンテナを張って、狙いの一着を実現したいと言うのが

この時季の毎年の課題です。

 

鯛刺身入りの卵ご飯・・・宇和島鯛めし。

 

ぜひぜひ!ご記憶ください。