鰹の値段

鰹の値段と言うのは、他の魚と決定的に違う所があります。 

 

それは、価格が高ければ必ず良いという事がありませんし、また安くても、必ず良くないものかと言うと、そうでもない所です。 

 

つまり、安くても良いものは良いし、高くてもダメなものはダメと言う実に仕入れ泣かせの魚でもあるからです。 

 

鰓の色や、尻尾の所を折って、身質を確認しますが、それでも外す時は外します。

 

 

 

 

餌や海流の関係で、ゴシゴシした食感の、とんでもなく生臭い鰹があったりします。 

 

これはもう、鮮度は関係なく、いくら新鮮で身質が良くても食べてみると、とてもじゃないけど・・・なんて言う鰹があるのです。

 

他にも、寄生虫の関係で身の中にずるずるした透明のサシが入って

いたりする事もあります。

 

こっちは、さらに性質が悪く、食あたりの原因になったりもしますよ。

 

鮮度が良く、脂が乗っていても、こういう鰹に当たったら終わりです。

 

延々と使えない鰹を卸し続ける事になりますね。

 

ひとつの群れで、漁をしますからその時に買った鰹が殆ど使えない、

なんて事は、多々ある事です。 

 

と言う所で、目利きの勝負になってくるんですね。

 

そして運です。

 

 

ベテランの目利きでも、外す時もあれば、素人さんでも大当たりの時があるのが、鰹の仕入れです。

 

それでも確率で言えば、ベテランは、そうそう外す事はありませんが・・