いわし飯

この飯を炊くときには、少ない量では出来ません。

 

最低でも1升のご飯を炊きます。

 

まずは1升の米を洗い、笊にあげておきます。

 

その間に出汁を合わせます。

 

鰹出汁:10に対して、濃口醤油:1、酒と味醂を0.7、0.3で合わせて

普通に水加減して炊き始めます。

 

またまた、その間に新鮮な中型のイワシを鱗を掃除して頭を落とし

腹を抜いて水洗い。

 

そして尾も切り落としておきます。

 

 

充分に水気も拭いて、出汁ご飯が吹き上がってきたら尾を下に、

頭を上にして吹き上がった米の中に刺します。

 

そして、炊き上げて蒸らしたら、骨を引き抜いて生姜の繊切りと

共に混ぜ込んで、完成です。

 

 

この骨を抜く時がクライマックス。

 

新鮮なイワシでなければ、すっと綺麗に抜けてくれません。

 

また、塩を当てたイワシなども、身が締まって骨が抜けませんから

ご注意下さい。

 

塩を当てて、アミノ酸に分解されて旨味が増す・・・と言う基本を

守ると、かえって仇になります。

 

 

鮮度の良い状態で手に入る、産地ならではの郷土料理と言う事ですが、

築地で仕入れるきっちりと固く締まった身のイワシなら、なんとか

この調理法が可能です。

 

 

醤油味の出汁ご飯に、イワシの旨味が豊富に移り、生姜の香り

醤油の香ばしい香りと共に頂くイワシ飯。

 

 

新鮮なイワシが手に入ったら、ぜひ!思い出して下さい。