会食・成功法

樂旬堂・坐唯杏でも接待でのご利用や、どう見てもご商談と言うお席が日に何件かはあります。

 

 

そのご苦労は、我々にもひしひしと伝わってきますが、もう少し心理的に考えた会食をされたら・・・と感じる事も少なくありません。

 

 

普段から交流のある方との会食なら、飲食の好みや仕事に対する姿勢、真面目にきっちりとしたお話を好む方か、砕けたざっくばらんな会話を好む方かなどは、考えると思いますが・・

 

 

 

実は人間には良い事を思い浮かべるスペースと、悪い事を思い浮かべるスペースと言う物があります。

 

 

試しに、何か好きな食べ物を思い浮かべる時何となく右上あたりで

考えたりしませんか?

 

 

嫌いな食べ物や、良くなかった事を思い浮かべる時に・・武内なら

左下に視線を落とす事が多いです。

 

 

この考えるスペースと言うのは、人によって変わります。

 

 

だから普段からお付き合いのある方なら、このスペースを把握して

何かの提案の際や、お願い事の時には良い事のスペースの方向からお話しする方が

承諾して頂ける確率が上がります。

 

 

だからクロージングを掛ける人間のお席を、最初からその方向に配して

置く事が大事になります。

 

 

我々のような和食の店だとテーブルを挟んで正面から相対する事も

珍しくありませんが、真正面から相対すると人間は反発する相手と脳が

勝手に判断する場合があります。

 

 

ビジネス上のマナーはある程度、守るべきですがお席の位置しだいで

会食の雰囲気が変わります。

 

 

他には、人間は何かを食べたり呑んだりする時に相手の言う事を理解し

承諾する可能性が高い。

 

 

 

これは接待において基本的な考え方ですから、最初にありき・・・の

筈なんですが、飲食が始まる前にいきなり本題を切り出す方も散見されます。

 

 

お酒が入る前に、きっちりと仕事の話・・と言うのも、理解出来ますが、

接待の意味がなくなる可能性があります。

 

 

特に美味しい物や、お相手の好きな物を召し上がっている時に交渉を

する方が、承諾を頂ける可能性が高い。

 

 

人間は美味しい物を食べたときや、好きな物が出てきた時など必ず目が

輝きます。

 

 

まずは、そう言う所から観察して、お相手の感情の動きを把握する事です。

 

 

そして、1番大切な事はお相手と共感すること。

 

 

お相手の抱える問題点や不安をじっくりと引き出す事にあります。

 

 

お酒の席、食事の席と言うのは本音がぽろっとこぼれがちではありますが、

最初から本音を語る人はいません。

 

 

そこで、まずは相手を褒めることです。

 

 

日本人は謙虚ですから、褒められると必ず謙遜します。

 

 

でも何も理由が無い所には、謙遜も生まれません。

 

 

そんな所をきっかけにお話が聞けたら、しっかりと目を合わせて話を

聞くことです。

 

 

接待する側の人で、視線を合わせない人も、よく見かけます。

 

 

これも日本人の奥ゆかしさなのでしょうが、商談の成功を考えたらきちんと

目を合わせるべきかと。

 

 

 

好き勝手な事を書いてしまいましたが、ご会食の成功・失敗は、やはり

お相手への思いやりや気配りから。

 

 

そして些細な事も感じ取れる観察や、アンテナの感度の高さが鍵を握ると

思います。

 

 

後は店の人間を、きちんと協力者に出来るか・・・も、書き添えておきましょう。