リコッタチーズの和え物

リコッタチーズは、牛乳に酸と塩分を加え加熱する事で、

乳清と分離してできる、凝固したタンパク質です。

 

普通のチーズの様に発酵して造られるものではないので

簡単にご家庭でもお作り頂けます。

 

 

イタリア産のリコッタチーズなどを買おうと思うと、案外高額な

素材でありますが、ご家庭で作られたものでも充分に楽しめます。

 

 

このリコッタチーズを、和食の感性で和え物の衣に仕立てるのが

ずいぶん前から日本料理界でも試されています。

 

 

 

まずは、煎り胡麻を当たり鉢に取り、油が出るまで丹念に摺り卸します。

 

そこへ京都の白味噌を加えて、リコッタチーズを加えたら淡口醤油で

味を調える。

 

 

そんなレシピが分かりやすい仕立て方です。

 

 

また、蜂蜜を加えたり、ワインビネガーや、思い切って粒マスタードなどを使うと和食の味わいから離れて、面白い仕上がりになります。

 

 

さて、この和え衣を作ったら和える素材です。

 

 

武内のオススメは、春菊の茎です。

 

 

この時季、鍋物を仕立てる機会が、ご家庭でも増えますが

春菊は葉の柔らかい所だけをむしって置いて、茎と別々に

使います。

 

その方が、葉の部分だけをさっと火を通して食べられるので

春菊自体の味わいも良いですし、食感も茎と共に煮てしまう物より

格段に上品になります。

 

 

その余った茎を茹でておいて、軽く淡口醤油を垂らして醤油洗い

したら、このリコッタチーズの和え衣で和えます。

 

春菊の茎だけでは淋しいので、味わいのある物を加えましょう。

 

 

海老や蟹、刺身用の貝類やハムやベーコンと、色々と浮かびますが、

本日はあくまでも、ご家庭用に気軽に作れる素材でと言う事で、

蟹の蒲鉾を使います。

 

カニカマを、そのままだと長いので半分に切り付けて粗く割いて

使いましょう。

 

 

カニカマ自体に、あまり水分が無いので春菊の茎だけを、

きっちりと水分を拭き取り、まずカニカマと和えてしまいます。

 

 

そこへ和え衣を、適量投入してゴムベラなどでさっくりと合わせて

下さい。

 

 

これで充分、酒が進む肴が完成します。

 

この和え衣、少し緩めに作れば野菜のディップにも使えます。

 

 

そしてリコッタチーズを作る時に出来た乳清も、鍋の出汁に加えると

無駄がありません。

 

和え物でお酒を愉しんだら、野菜ディップのスティックサラダ、そして鍋もの。

 

 

どうです?完璧な晩酌の献立かと。

 

 

ぜひぜひ!お試しください。