『おでん』 二種類の楽しみ方

おでんの語源は「田楽」にあると言われてます。

 

味噌おでんが、おでんの原型なのです。

 

子供のころ、山登りなんかして茶屋で食べる味噌おでんの旨かった事。

 

今でも強く覚えています。

 

そして今のおでんの形は関東炊きと言われる料理から来ています。

 

関東の料理でしたから、今のあの薄い色の関西風のおでんは関東炊きが関西に伝わり、変化したものと言われています。

 

さて、そんな歴史を知ってから、武内がおでんを作る時は二種類の楽しみ方をする時があります。

 

 

 

 

おでんもしっかり時間をかけて煮てからでないと、素材の芯まで味が染みませんから、時間的な余裕が無いとなかなか、作らなくなります。

 

でも、この二種類の楽しみ方をすれば、煮始めたすぐから楽しめて、そして煮込んだ後も美味しく、本来の味わいを楽しめます。 

 

そう、煮始めた直後は味が乗っていないから、味噌おでんにしてしまうんですね。 

 

練り味噌を練っておいて、蒟蒻や大根が熱々になった所でかけて食べます。

 

残ったおでんは、そのまま煮込んでおけば、翌日には最高に味わいが乗った所を、また楽しめると言う訳です。 

 

練り味噌は、以前にも紹介しましたが、卵黄と酒、味醂、砂糖を加えて好みの味噌で作られたら、それでOKです。 

 

甘味を多くしても、少なくしても、それなりに楽しめます。 

 

良い味噌を使えば、抜群に良い肴になりますし、卸した柚子を振っても

また趣向が変わって非常に美味しい味噌おでんが楽しめます。 

 

おでんには、あまり使わない豆腐なんかも味噌おでん用に突っ込んで

おけば、豆腐田楽で楽しめます。 

 

蒟蒻、大根、豆腐、、そしてチクワブ・・・ 

 

こんな所が美味しい素材です。

 

練り物や、がんもなんかはじっくりと味を含ませて、一回火を

止めてから冷まして、味を入れると良い仕上がりになります。