果実酒マスター

今、目の前にはバナナが並んでます。


カラフルなチラシが添えてあって、


【バナナのプロが唸った】


なんて言う、キャッチが書いてありました。


なかなか、バナナの輸入業者さんも頑張っている様です。


さて、このバナナなんですが、坐唯杏では自家製の果実酒に

使います。





砂糖を焦がして、カラメルを作りバナナとカラメルと言う組み合わせで

漬ける事が多かったのですが、前回より黒砂糖を使うパターンも試してます。 

 

バナナ自体、とてもすっきりした味わいなので、こういうしつこい目の

甘味が、とても良く合うんですね。 

 

若い女性の方で、ビールは苦手・・なんて言う方に対応するために

始めましたが、置いてみると男性からのご注文も、決して少なくない。 

 

果実酒に興味を寄せる方たちには、男女の垣根は少ない様です。 

 

 果実酒も、置いてみるとなかなか多くの方がご注文下さいます。

 

カシスオレンジだの、カルピスサワーだのと言われるとストレスを感じていましたが、自家製の果実酒をオススメする事で、完全に方向転換できました。 

 

果実酒の良いところは、坐唯杏の料理に合わせるべく、仕上がりを

調整できる点です。

 

結局は、酒と果実、甘味のバランスと言う三点が味わいを決めます。 

 

梅の様に豊富な酸がある素材なら、酸と甘味のバランスが大きな

ウェイトを占めますが、使う酒によっても印象はガラッと変わります。 

 

酸の少ない果実を使う場合は、レモンなどの柑橘を皮を剥いて

加えたりします。 

 

また、徳島県の酢橘農家さんが手搾りで絞った果汁を直接取引で

送って貰ってるので、果汁を加えたりと言う裏技もあります。 

 

そうそう、裏技と言えば・・ 

 

果実酒用の2L~3Lのガラス瓶で2~3本、毎回漬けますが、

どうしても漬け込み期間が長くとれないと言う、問題がありました。 

 

それをある裏技で解決してます。 

 

それは素材を1回、冷凍する事です。

 

組織が壊れ、エキスの滲出が加速されます。

 

数週間から、1カ月単位で漬け込みを終えられると言う画期的な

裏技でして。 

 

果実酒も良いけど、1年も置いてられない・・と言う方は、ぜひ!

1回、冷凍してから漬け込む手法をお試しください。 

 

果実酒用のホワイトリカーだけに固執せず、ラムやウォッカ、黒糖の

焼酎やバーボンにウィスキー、ブランデーなど。 

 

色々なお酒で仕込む。 

 

季節の素材を柔軟に使って、甘味を加える時も氷砂糖、一辺倒に

ならず、三温糖やグラニュー、黒砂糖やコーヒーシュガー、 

 

チョット高くつくけど和三盆なども。

 

素材には針打ちを施し、1回冷凍したものを漬ける。 

 

そうすれば、驚くほど速くエキスが滲出して、早く飲み頃にまります。 

 

その時点で、酸が足りないと思ったらレモンや柑橘の100%果汁を

足すのも、結構いけます。 

 

果実酒のお話でした。

 

試しに1本、仕込んでみてはいかがでしょう。

 

季節と共に生きる・・と言うのが実感できると思います。