皿盛・つけうどん<温・冷>  ¥600

 ぶっかけうどんが語源で、「かけうどん」が派生したのに対して「つけうどん」と言うジャンルでは、ピッタリの言葉が見つかりませんでした。


ざるうどん、皿うどん、せいろうどん・・・何だかどれも、しっくり来ない。


そんな事で、「皿盛・つけうどん」と表記してます。


内容は言わずと知れた、つけ汁で食べるタイプのうどんなのですが、温と冷・・



熱モリと冷水で締めた冷やしうどんをご用意してます。




つけ汁も合わせて、冷たいものか、温かい物を揃えて、熱々・冷や冷やの二種類です。

 

 

お客様によっては、熱冷や(うどんが熱くてだしが冷たい)、冷や熱(うどんが冷たくて出汁が熱い)をご希望になられる方もいらして、その辺は臨機応変に対応させて頂きます。

 

 

さて、樂旬堂・坐唯杏では一時は手造り・何もかも全て自分たちの手で仕込み、果ては味噌・醤油に至るまで全部を自分たちで賄うことを目標にしていた時期があります。

 

 


それは確かに楽しい作業で、ちょっとした自分たちの技術や知識の向上で、あからさまに違った出来上がりになる仕事に喜びを感じていた時代がありました。

 

 

うどんに関しても、手作業に徹して粉を変え、打ち方を変えて、こね方や、塩分の濃度、寝かし時間などなど、緻密に、そして大胆に我々の力だけで仕立てたうどんで提供していましたが、崩壊しました。

 

 

はは、食に携わる職人としては、それは楽しい作業なのですが一事が万事で、全てを自分たちで賄うとなると、その仕事量についていけませんでした。

 

 



今の時代、こう言う考えでマイペースで取り組めれば、それはとても贅沢な食事と

なりえます。

 

 

ただし、贅沢には、それなりの報酬が無いと見合わない。

 

 

そんなところが方向転換の理由です。

 

 

結果、うどんに関しては外部のお取引先に頼ることにしました。

 

 

とは言え、そこは我々が使ううどんとしてクォリティを伝え、坐唯杏ブランドと

して恥ずかしくない物を、納品していただかない事にはお取引は出来ません。

 

 

そんな事で生まれたのが、現在使用している讃岐系の食感を持ちながら、平打ちの太麺と

言う個性的なうどんです。

 

 

平打ちなので出汁や、ソースとの絡みが良くて、しかもモチモチした食感、伸びやかな

喉越しは、我々の好み通りの物でした。

 

 

そういう意味では、「皿盛・つけうどん」・・このうどんは、最も麺をピュアに味わえる

一品と自負しています。

 

 

お酒の後や、昼の軽い食事、丼物を添えたしっかりしたお食事にも充分に楽しめる、

坐唯杏らしいうどん。

 

 

青菜や、半熟玉子、蒲鉾を添えますが、それは・・・ほんの彩り。

 

 

味わって頂きたいのは、「うどん」そのものなのです。