塩煎り銀杏

いよいよ今年初の塩煎り銀杏をメニューに載せます。

 

固い殻をむき、中の渋皮をむいた時に現れる、翡翠色の新銀杏は

間違いなく季節の便り、秋の味わいです。

 

さて、塩煎り銀杏ですが、色々な作り方があると思いますが、坐唯杏の作り方を紹介しておきましょう。

 

まず、銀杏は硬い殻を割っておきます。

 

それから小鍋に入れてひたひたの水と多目の塩を加えます。

 

この時の塩は、目安として飽和食塩水になる程度。

 

一度は全て水に溶けて、塩の姿はなくなりますが、徐々に水分が蒸発してくると、塩が結晶になって現れてくる。

 

 

 

その塩を銀杏の殻に纏わり付かせながら、水分を飛ばします。 

 

やがて、粉を吹いたように真っ白になったら完成です。 

 

器に天紙を敷き、煎りあがった銀杏を盛り付けて、客席にお持ちしますが、ここからはお客さんの仕事になります。 

 

武内としては、こんな面倒な肴はどうか?と、思う時期もありましたが、杯を酌み交わす傍ら、ちょこちょこと手を動かし、相手の銀杏を剥いてあげたりすると、思いのほか、楽しい時間を過ごせます。

 

 

 

手に付いた塩が銀杏に付くのも、丁度良い塩ッ気となって良いつまみになりますね。 

 

じっくりと会話や時間を楽しむお酒の楽しみ方。 

 

50歳を目の前にしたから、思い至った心境かもしれませんが。 

  

滋養強壮の一粒、そろそろ夏の疲れが出てきた方には良いサプリかもしれませんよ。